うちは住友林業のBF構法で建てた、3階建ての二世帯住宅です。
住んでいるのは僕と妻と母の3人。1階を母の生活スペース、2階を家族で使うLDKと水回り、3階を僕ら夫婦の個室を中心としたフロアにしています。
注文住宅を建てる前は、完成すれば家づくりは終わるものだと思っていました。
実際は逆でした。
住んでから「これはやってよかった」「これは思ったより普通」「ここは今なら変える」が少しずつ見えてきます。家づくりは、建ててからが答え合わせでした。
このページでは、間取り・構造・設備・費用・暮らしまで、我が家がどんな家なのかを一度で分かるようにまとめます。細かい話は、それぞれの詳しい記事へつないでいきます。
この記事でわかること
- 3階建て・二世帯住宅の階ごとの使い方
- BF構法・耐震・断熱など我が家の基本性能
- 設備・費用・入居後評価を深掘りする8記事への入口

目次
うちの家を一言でいうと
ざっくり言えば「住友林業で建てた、2階LDKの3階建て二世帯住宅」です。
ハウスメーカー:住友林業
構法:BF構法
階数:3階建て
家族:夫婦+母
住まい方:二世帯住宅
メインLDK:2階
耐震性能:耐震等級3
認定・評価:長期優良住宅、住宅性能評価(設計・建設)
断熱性能:BELSで断熱等性能等級5、UA値0.48
土地:家族の土地を建て替え
一般的な「住友林業の標準仕様」を説明するページではありません。ここで扱うのは、あくまで我が家で実際に採用した内容と、実際に住んだ結果です。
二世帯住宅だけど、完全分離ではありません

住友林業には最初から「二世帯で建てる」と伝えて家づくりを進めました。
ただし、すべての設備を二つずつ分けた完全分離型ではありません。
家族が使う共用メイン玄関とは別に母側玄関もあります。浴室は2階の1か所を共用し、キッチン・洗面・トイレ・洗濯機は世帯ごとに用意しました。
なので暮らし方としては、二世帯だけどかなり一体型寄りです。
そして完成後、仕様書を見て知りました。
世帯タイプ「単世帯」。
え、うち単世帯なん?
二世帯住宅として計画して建てた家ですが、住友林業の仕様上は「単世帯」という区分でした。このあたりは、家の呼び方と仕様上の分類が必ずしも同じではないという、建ててから知った小さな発見です。
暮らしてみた感覚はさらに別で、二世帯住宅というより、かなり実家です。
家事を助けてもらえるメリットは大きい一方、完全分離型ほどプライベートが分かれているわけでもありません。この距離感は、間取り図だけでは分かりにくかった部分でした。
1〜3階はこんなふうに使っています
1階|母の生活スペース

1階には母のLD、10畳以上の個室、約2.7畳のWIC、ミニキッチン、トイレ、洗濯機、冷蔵庫があります。
浴室は2階を共用しますが、1階だけでも日常生活のかなりの部分が完結する構成です。
2階|家族の共用スペース

2階は家の中心です。
LDK、浴室、トイレがあり、メインキッチンもここにあります。家族が集まる場所を真ん中の階に置いたことで、1階の母の生活スペースと3階の僕ら夫婦のスペースの間に、自然なワンクッションができました。

2階LDKは宅配、買い物、ゴミ出しなどで毎回階段が絡む面倒さもありますが、我が家の家族構成にはかなり合っていたと思っています。
3階|僕ら夫婦の個室

3階には僕の部屋、妻の部屋、将来子ども部屋として使う予定の部屋、トイレがあります。
僕と妻は寝室も別です。
別に夫婦仲が冷戦状態というわけではなく、お互いに自分の時間を取りやすいことと、暑がり・寒がりの温度差が理由です。

同じ家で一緒に暮らしながら、一人になれる場所も確保する。結果として、この形はかなり気に入っています。
構造と性能

構造は住友林業のBF構法です。
我が家は3階建てなので、ハウスメーカー選びでは構造面を家族全員が納得できることを重視しました。BF構法と耐震等級3は、鉄骨住宅を好んでいた母が住友林業に納得する材料のひとつにもなりました。
認定・評価では、長期優良住宅と住宅性能評価の設計・建設を取得しています。
BELSの第三者評価では、断熱等性能等級5、UA値0.48という結果でした。
ここも「住友林業なら全部こうなる」という話ではなく、我が家の評価結果です。住宅性能は地域、プラン、仕様などで変わるので、あくまで一つの実例として見てもらえればと思います。
主な設備・仕様

設備は全部並べるとこのページがカタログ化するので、代表的なものだけ。
2階メインキッチン:LIXIL、ガス、カップボードW1800
1階ミニキッチン:2口IH
浴室:TOTO 1616、床ワイパー洗浄
洗面:1階は幅1200mmの造作洗面、2階はクレスト幅1200mm
トイレ:1階・2階はTOTO GG-J1、3階はTOTO ZX
窓:LIXIL TW系のアルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス
照明:ダウンライト中心、LDKは調光

ネット:10ギガ回線、Cat6A、光テレビ、メッシュWi-Fi
階段:1〜2階は鉄骨スケルトン、2〜3階は木製ハーフオープン階段
設備は「何を入れたか」より、「なぜ選んだか」「住んだらどうだったか」の方が面白いと思っています。
たとえば10ギガ回線を見据えてCat6Aまで入れた一方、情報分電盤は機器が増えてかなり混雑しました。
スケルトン階段も見た目は気に入っていますが、階段下にいるロボット掃除機には上からホコリが降ってきます。掃除機を掃除するのは人間です。
採用品と入居後評価は「設備・仕様まとめ」で詳しく追えます。
費用の全体像
土地は家族の土地を建て替えたため、新たな土地購入費はありません。
それでも家づくり全体の必要資金は、初期の資金計画で約7,950万円。その後の打ち合わせや変更を経て、後期の資金計画では約8,220万円まで増えました。
この金額には建物だけでなく、付帯工事や諸費用なども含まれています。
注文住宅の金額は「建物だけ」「外構込み」「家具まで込み」など、どこまで含めるかで簡単に数字が変わります。なので我が家では、金額だけを切り取るのではなく、いつの時点で、何を含み、なぜ増えたのかを分けて整理しています。
時点と内訳を分けた費用推移は「実際にかかった費用」でまとめています。
なぜこの家になったのか
家づくりを始めたとき、家族3人の推しハウスメーカーは見事にバラバラでした。
妻は木の家が好きで住友林業寄り。
母は鉄骨と大手への安心感からヘーベルハウス寄り。
僕は当初、桧家住宅に惹かれていました。
実際には住友林業、ヘーベルハウス、ヤマダホームズ、桧家住宅を検討しています。
最終的に住友林業を選んだ理由はひとつではありません。
妻が惹かれた木質感。
3階建てでも家族が納得できた構造と耐震性。
そして、営業担当が早い段階からお金の話を濁さなかったこと。
「安く建てられます」と寄せるのではなく、満足できる家を建てたいなら相応にお金は必要だと話してくれたことが、僕にはかなり印象に残りました。
住友林業を選んだ経緯は、別の記事で詳しく書いています。
住んでわかったこと
この家で暮らして分かったのは、図面上で正しいことと、生活して快適なことは少し違うということでした。
2階LDKは、二世帯の我が家には合っていました。
1階が母、3階が僕ら夫婦、その間の2階が共用スペースになったことで、家の中をゆるく分けてくれています。
ただし、単世帯で同じ場所にもう一度建てるなら、僕はたぶん1階LDKにします。
宅配を受けるにも、買い物を運ぶにも、ゴミを出すにも階段。冷蔵庫は階段から入らず、クレーン搬入になりました。
3階建ては、階ごとに役割を分けやすい一方で、生活のいろいろな場面に上下移動がついてきます。

二世帯住宅についても同じです。
家事を助けてもらえるのはかなりありがたい。でも完全分離ほど距離は遠くない。
便利さと近さはセットでした。
だからこのサイトでは、「採用してよかった」「後悔した」だけで終わらせず、当時なぜそう決めて、実際に住んだらどうなったかまでセットで残していきます。
この家づくりを詳しく追う
我が家の全体像はこのページが入口です。
住友林業を選ぶまでの経緯は「住友林業を選んだ理由」。
契約前からどう費用が変わったかは「実際にかかった費用」。
採用した設備と住んでからの評価は「設備・仕様まとめ」。
暮らして分かった不便や満足は「後悔・入居後の答え合わせ」。
営業案から完成までの変化は「間取り変遷」。

3階建て二世帯住宅の入居後は「実際の暮らし」。
10ギガ・Cat6A・情報分電盤は「ネット環境」。
着工から竣工までの写真記録は「建築記録」にまとめています。
この8記事をたどると、この一軒について、決める前から建築中、住んだ後まで順番に追えます。
まとめ
うちは住友林業のBF構法で建てた、3階建て・2階LDKの二世帯住宅です。
性能や設備だけを見れば、数字や商品名で説明できます。
でも実際の家づくりは、家族それぞれの希望があって、予算が動いて、間取りが変わって、住んでから初めて分かることもあります。
二世帯で建てたのに仕様上は単世帯だったり、スケルトン階段の下でロボット掃除機がホコリをかぶっていたり。
そういうカタログには載らない部分まで含めて、この家の記録です。
まっさんホームでは、この一軒について「なぜそうしたのか」と「実際どうだったのか」を、これからも答え合わせしていきます。
