二世帯住宅の親世帯キッチンは必要?54万円かけたのにほぼ使わない我が家の結論

二世帯住宅を建てる。

親世帯が1階。

では1階にもキッチンが必要だろう。

当時の僕たちは、かなり自然にそう考えていました。

母用ミニキッチン。

2口IH。

税込54万円。

色も悩みました。

一回決める。

やっぱり変える。

また考える。

完成。

入居後。

ほぼ使っていません。

あの色決めは何だったんだ。

1階親世帯のコンパクトなキッチン
1階母側の2口IHミニキッチン。現在は出番がかなり少ない設備です。
目次

二世帯住宅ならキッチン2個だと思っていた

1階の親世帯玄関
母の生活空間へつながる1階の親世帯玄関です。

うちは完全分離型ではありません。

でも1階は、母がかなり独立して生活できるように考えていました。

キッチン。

トイレ。

洗濯機。

冷蔵庫。

将来、母が1階中心で暮らす可能性もあります。

だからキッチンを作る。

自然です。

僕の中では、

二世帯住宅=キッチンが2個ある。

くらいの感覚だったと思います。

誰も「母は1階で毎日何を作るのか」までは深く考えていませんでした。

現実、全員2階にいる

2階共用LDKの全景
夫婦と母が日常的に集まる2階共用LDKです。

入居後。

食事はほぼ3人一緒です。

料理は2階のメインキッチン。

母も2階へ来る。

1階のミニキッチン。

出番なし。

お湯が欲しい程度ならポットでも足りる。

しかも2階にはリシェルがあります。

広い。

使いやすい。

母がわざわざ1階で料理する理由がありません。

54万円のキッチン。

同じ家の中に強すぎるライバルがいました。

リシェルです。

勝てません。

母「なくてもよかったかも」

1階親世帯LDの入居前の様子
母の生活空間として設けた1階のリビング・ダイニングです。

今の生活だけを見るなら、母自身も「なくてもよかったかもしれない」という感じです。

……。

54万円。

返してほしい。

と思わなくもない。

54万円あったら、家づくり中なら何かしら別のオプションに化けます。

でも当時。

「まあ二世帯のキッチンだし」

で払う。

入居後の54万円。

大金。

家づくりで壊れた金銭感覚は、ちゃんと帰ってきました。

帰ってくるのが遅い。

使用0に近い=失敗?

2階共用LDKのメインキッチン
完成した2階のペニンシュラキッチン。入居後も満足度の高い場所です。

では、このキッチンは完全な後悔か。

ここが少し難しいです。

今はほぼ使っていません。

でも母がずっと今と同じ暮らしをするとは限りません。

年齢を重ねて2階へ上がるのが大変になるかもしれない。

食事時間を分けるかもしれない。

1階中心で暮らす日が来るかもしれない。

その時、簡単な調理設備が1階にある意味は出ます。

なので事実としては、

54万円のキッチン、現在ほぼ未使用。

でも、

54万円を丸ごとドブへ捨てた。

とまでは思っていません。

未来への保険。

今のところ保険金請求0件。

そんな感じです。

次ならミニキッチンをさらにミニにする

1階の造作洗面台のボウルとカウンター
1階の造作洗面。現在の日常利用は2階洗面が中心です。

同じ家族構成でもう一度建てるなら、1階に何らかの調理設備は残すと思います。

ただし今と同じ規模が必要かはかなり考え直します。

お湯を沸かす。

簡単なものを作る。

冷蔵庫を使う。

母が1階で本当にやることは何か。

そこから逆算する。

二世帯だからキッチン2個。

ではなく、

母は1階で何を作る?

こっちから始めます。

「普通ある」が一番怖い

家づくりには「普通こうする」がたくさんあります。

二世帯なら親世帯キッチン。

風呂なら鏡。

コンセントは多め。

もちろん普通には理由があります。

でも、その普通が自分たちの生活に必要かは別です。

うちでは54万円の母キッチンが、その代表になりました。

設備を決める時、色や面材を悩むのは楽しいです。

僕らも悩みました。

次はその前に一回聞きます。

これ、本当に使う?

色を悩むのは、そのあとでいい。

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この記事を書いた人

住友林業のBF構法で3階建て二世帯住宅を建て、2025年に入居。家づくりの費用・設備・後悔・住んでから分かったことを、施主本人の実体験としてまとめています。

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